「好かれる」ヒント「嫌われる」理由
渋谷昌三 著
第二印象が大事
第一印象は確かに大事だが、それ以上に大切なのは次回会った時の「第二印象」である。
内容よりも話し方
初対面の席では、「どんなことを話したか」よりも、「どんな話し方をする人か」ということで好感度が決まる。
エピソードを準備する
自分を印象づけるための「ちょっとした」エピソードを準備する。
名前のエピソード、誕生日や出身地なども使えるエピソードは会話のきっかけだけでなく親近感も得ることができる。
相手のことにイザという時に反応する
「相手のこと」はさりげなく聞き、イザというとき反応する。
相手の細かな情報をちゃんと覚えておいて、それに応じた一言をかけるのが人間関係をうまくやっていくコツ。
伏線をはる
「自分のこと」は小出しにして、再開のための「伏線」を張る。
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別れ際が大事
別れ際に相手の名前を呼ぶと出会いの印象が強くなる。
出会った直後と別れ際、このふたつが初対面でのアピールすべき場面である。
二回目はつきあいやすさを
最初のインパクトが強い人より、「少しずつ」の人が愛される。
初対面では「また会ってもいいな」と思わせることが狙いだが、二回目は「つきあいやすい人だな」という親近感をアピールする。
美顔よりも美表情
「美顔」の人はもてはやされ、「美表情」のひとは愛される。
顔全体のイメージという意味では、「その人の顔の造作・バランスがどうか」よりも、「その人がどんな表情をしているか」のほうが、大きな影響を及ぼしている。
悪い空気を入れ変える笑顔
「笑ってごまかす」のではなく、「悪い空気を入れ変える」笑顔を心がける。
皆が楽しい気分のときに笑顔を見せるのは簡単なこと。
誰かが失敗したり、気まずい空気になったりした時にその雰囲気を変える笑顔はなかなか難しい。
心のなかを表情に出す
「心のなか」を表情に出すほうが、「つきあい上手」になれる。
いつも笑みをたたえている人には大勢な人が集まるのは、その表情から余裕が読み取れるからという理由もある。
身構えずに接することができるから安心である。