思考の法則

トップ1%の人だけが実践している思考の法則

永田豊志 著

 

顧客のニーズを満たし、期待を上回る価値を提供する。

それがビジネスの基本であり、もっとも確実に利益を得る方法である。

顧客とのWin-Winの関係を築けるビジネスを発想しなければ永続的な繁栄はない。

何気ない日常の風景の中にもビジネスチャンスが満ち溢れている事を常に意識する。

常に仮想ビジネスゲームでトレーニングをしている人は、本番で強い。

些細な事でも、普段からビジネスの芽を見つける習慣をつけること。

あなたは自分の会社の「らしさ」を一言で説明できるか?

その「らしさ」は、ライバルに対して十分な優位性があるか?

顧客にとっての価値があるものか?

コアとなるスタイルやスキルは「強み」。

そして「強み」を失わず、その時々の環境に適応する事が、生き残る唯一の術である。

仕事の最中や日常生活の中で、ふと感じる「不安」「不満」「不便」といった「不」を見逃さないこと。

それらを解決する事が、大きなビジネスチャンスに繋がる。

 

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経験豊富であれば成功するというのは、誤った考え方。

むしろ、素人集団ほど固定観念にしばられない自由な発想で、イノベーションを起こすことが出来る。

重要なのは経験値や実績など過去の資産ではない。

プロは、未来に向けたコミットメントができるかどうかが問われる。

例外を出さないマニュアル運用から高いサービス提供は望めない。

まずは、サービス品質、顧客満足を高める為の行動規範を定めるべき。

スタッフの採用や教育に力を注ぎ、優れた企業文化を作ることが出来れば、それは真似できない、その会社のコア・コンピタンスとなる。

解決のアイデアを組み立てるときに、問題解決の答えをそのまま探すのではなく、問題自体を言い換えてみる。

着眼点を換えてみる事が大事である。

「どうやったら、解決できるか」ではなく、「うまくいっているものにどんな共通点があるのか?」考える。

いったん、固定概念、業界慣習を捨てて、本来持っている利用者の「怒り」とは何かを考えてみる。

その問題を解決する方法は、他の分野に無いだろうか?

異業種、自然界など、普段あまり接点の無い世界にヒントが転がっていないか、チェックする。