自分を変える方法

「今すぐできない!」自分を変える本

斎藤茂太 著

 

どうしてグズグズしてしまうのか

人は多かれ少なかれ、心の中に「今すぐ出来ない気持ち」、問題を先送りしたい気持ちを持っている。

ここで大切なことは、そんな自分を自覚し、物事をテキパキこなせるようコントロールできるかどうか、自分で検証してみることだ。

失敗を恐れる必要はない

失敗を恐れる必要など、まったくない。

それどころか、私たちは失敗するほど、成功に近づいているのだ。

仮にあなたが失敗しても、他人はそれほど気にしてないものだし、失敗を受け入れてくれるものだ。

小さなミスを気にしない思考術

たった1回や2回の失敗にくよくよせず、何度でも打席に立つ。

そして3割でもいいから成功すれば、もうあなたは立派な中軸バッターなのだ。

悩むときには大いに悩む

悩みは、あなたを成長させる大きなチャンスなのである。

「今やりたくないの」は「この先ずっとやりたくない」

キツイこと、苦しいこと、面倒なこと、他の人ができないことをやるから、その対価として報酬があるのだ。

 

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自分を追いつめず、励ます言葉を

私たちの心は、言葉ひとつで大きく前進もするし、交代もする。

失敗を別の言葉で表現する。

「いい経験をした」

「お金では買えない勉強をさせてもらった」

「もう同じ過ちをすることはない」

そうやって考えれば、その「失敗」が将来の成功へとつながる通過点だということが理解できるだろう。

忙しいのは「どこかで怠けた」せいだ。

あなたが忙しいのは「過去のどこかが不完全燃焼だった」せいなのである。

 

時間は自分で「つくる」もの

手帳とは、これまでの自分がどのような時間を過ごしてきたのか、再確認する為のチェックシートでもあるのだ。

「とにかく忙しい時間」をなくす方法とは?

優先順位を決めるのは、迷いがともなう。

だが、迷っているだけでは前には進めない。

結局、何よりも大切になるのは一歩踏み出す「勇気」なのだ。