「とりあえず、5年」の生き方
諸富祥彦 著
「いつでもできる」「そのうちできる」が人生のダメにする。
今の私たちにできる最大のことは「今、このときを大切にする」ことだけ。
「今、このときの大切な人とふれあいの時間」を心を込めて大切に生きるだけ。
後悔しない人生のための5つのポイント
①「いつかする」「そのうちする」と思っていたことを先延ばしにするのはやめて、「今、すぐ」先取りして行動に移す。
②あたなの「大切な人と過ごす時間」を何よりも優先する。
「今その人」と「今の自分」が一緒にいることができるチャンスは二度と戻ってこない。
③今日1日を「人生最後の日」と思って日々生きる。
④本当にしたいかどうか、わからないことは「しない」と決める。
⑤自分がこれからの5年でしたいこと、やりたいことにあれこれと思いをはせる「ひとり時間(妄想タイム)」を持つ、
計画された偶然性理論
成功するキャリアのきっかけの8割は思いもしない偶然によって開かれる。
偶然をいかしていくことで、キャリアがさらに発展する。
自分の幸福をもたらしてくれる偶然は、自分の態度と行動次第で生み出したり、頻度を高めていったりすることができる。
好奇心が旺盛な人は、”たまたま与えられたご縁を大切にすること”から、自分の世界が徐々に広がっていくことを知っている人でもある。
自分の人生に価値があるかないかのものさしをつくれるのは、ただひとり自分だけである。
「成功本」は信じない。
余計なこだわりが執着心を生む。
成功本が提示する外的な幸せの基準に振り回せることなく「自分自身の幸せの基準」をどこに置くのか、自分の心内側で問い確かめること。
お金の哲学
貯蓄額に限度を設ける。
無目的に貯金をしない。
「そのためにこそ、お金をつかいたいこと」の優先順位を作る。