結束力の強化書
萩阪哲雄 著
チームや組織の結束力を高めるために必要なものは、共通の目標、やらないこと、信頼関係、助け合えるフォーメーションの4つの柱。
共通の目標とは、心から達成したと思えるチームの目標のことである。
数字の目標だけでなく、達成したい姿を共通の目標に持つことでメンバーの気持ちがまとまり助け合えるようになる。
この目標がはっきりしない間は、助け合える段階に到達できない。
真剣になれてわくわくする共通の目標になっていること。
あるべき姿ではなく、ありたい姿を描く。
目標が達成した時に、どうなっていたいかを考える。
目指す場所やシーンが見える様に考える。
高校野球なら甲子園、高校サッカーなら国立競技場
ターゲットをはっきりと見える様に設定する。
誰のために役立つかを考える。
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やらないことを決める。
何を優先するかを決める前提をとしてやらないことを先に決める。
不動産事業には手を出さない。
1時間以上の会議はやらない
無駄な資料は作らない。
信頼関係を深める
メンバーのために聞く姿勢を見せよう。
互いの長所を知る。
長所を知ってもっと発揮してもらうことが、信頼関係を育てて最終的に助け合えるフォーメーションへ発展する。
助け合えるフォーメーション
7つの役割で助けあう
①困難を突破する役割
②作業を構築する役割
③継続を促す役割
④人の話を汲み取る役割
⑤仲間を作る役割
⑥アイデアを出す役割
⑦リスクの備える役割
人は場面によっては、思いがけない役割を発揮する可能性がある。