捨てる技術

「捨てる!」技術

辰巳渚 著

 

「捨てること」は「ものの重要性」に対する判断力を鍛えると いう側面も持っている。

「捨てる」ことは「いるか、いらないか」、ものの価値を判断すること。

「捨てる」ことでものへの非効率・無意味な執着心がなくなる。

「捨てる」ことで、自分にとって必要なものが何か分かる。

「捨てる」の反対は「溜め込む」ではなくて、「使う」こと。

ものの種類によって「一定期間を過ぎたら捨てる」、「一定量を超えたら捨てる」などの基準を決める。

たった1枚交じっているかもしれない、電話番号を控えていない人の葉書のために、百枚の葉書をとっておく必要はない。

「とりあえず取っておく」は禁句。「いつか」なんて来ない。

「仮に」はだめ、「今」決める。「聖域」を作らない。

「これは捨てられるのでは」と考えてみる。「しまった」を恐れない。