上司の役割とは

仏の心で鬼になれ。
「上司道」を極める20の言葉

田中健一 著

 

部下を幸せにする義務だけある。

上司には、部下を幸せにする義務だけあって、不幸にする権利はない。

上司が責任を取りきる。

部下には黙って感謝する。

まず、自分を律する。

 

部下には力づくでも礼儀を叩き込む。

礼儀の分からない人は仕事も出来ない。

礼儀を仕込むには自主性は不要。

理屈をこねる前に元気に挨拶。

 

部下の能力は問題意識で分かる。

ど素人に自分の仕事を説明出来ない人間はダメ。

現場経験がなければ騙される。

出来る部下は問題意識が明確。

私に任せておいてくださいという部下が最悪。

 

部下には高い目標を与えて妥協なく尻を叩け。

必死になれば突破口は見つかる。

行動指示をするな、結果指示をせよ。

好かれたいと思う自分にムチを打て。

 

上司はあえて暇をつくれ。

上司の仕事は事の軽重を見極めること。

忙しい上司は仕事をしたつもりになっているだけ。

 

上司は上司の仕事をやれ

難しいボールは全部上司が引き受けろ。

部下を出世させられない上司は長たる資格なし。

部下を売り込め。

 

スポンサーリンク


信念は時に判断を狂わせる。

決断の第一歩は事実確認。

どんな時代になっても仕事は身体と足でする。

人間の判断は半分間違える。

 

発信すべき時は、たとえ摩擦があっても堂々と口にせよ。

発言したらぶれるな。

変化は必ず抵抗される。

断じて行えば鬼神もこれを避ける。

 

逆境では笑え

腐っていると腐った人が集まってくる。

自分の悪感情に飲み込まれたら負け。

風が吹かぬなら、昼寝しろ。

思わぬところから風が吹く。

上司は気宇壮大であれ。

 

一人の百歩より百人の一歩。

組織は免疫力をつける。

毎日の問題を潰しこんでいく。

日々業務改善

凡事徹底こそ価値がある。

当たり前の積み重ねこそ組織にとって価値は高い。