10分あれば書店に行きなさい
齋藤孝 著
【知的トレーニングとして書店に通え】
知的な刺激を得るには書店に行くのが最も手っ取り早い。
毎日、ほんの10分でも時間を見つけて訪問する。
書店に毎日通えば刺激に慣れてくる。
【書店で知性と精神力を磨け】
中身のある本を3冊読むことは、大学の講義を半年聴くことに匹敵する。
どんな専門ジャンルでも良質な本を5冊も読めば、相当な水準まで理解できる。
目的以外の本を手にすることで、新たな興味関心がわく。
【書店はアイデアの宝庫】
考え続けなければアイデアは浮かばない。
重要なのは問題意識。
あらゆる本には必ずコンセプトが含まれている。
【目次で瞬時に全体を把握する】
しっかりとした本ほど目次が充実している。
目次は第二印象。
あとがきで著者の熱意がわかる。
あとがきばかりをあさってみる。
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【新書コーナー】
レーベルは100種以上。
雑種文化を1ケ所で堪能。
1冊1テーマに絞られているのが魅力。
コストパフォーマンスの点でも優秀。
話の引き出しを増やす。
会話がつまらないのは書店で新書コーナーをチェックしていないから。
新書なら1分読書も簡単。
【他コーナー別書店の歩き方】
文庫コーナー:難しそうな古典に触れるチャンス。
洋書コーナー:まずは1冊買ってみろ。
日本語で読んだことのある本を選ぶ。
理工書コーナー:なじみがない人ほど楽しめる。
絵本コーナー:子ども、孫世代とも話せる自分になる。
今まで全く知らなかった方向に感性が開かれる
雑誌コーナー:ネットより洗練された情報を得られる。
【書店員さんとコミュニケーションを】
質の高い書店員さんを探せ。
如何に丁寧に説明してくれたか。
店員さんと会話する。
【書店をもっと使い倒す裏技】
書店に忠誠心を持とう。
携帯に書店の電話番号を登録しよう。
在庫を確認し取り置きしてもらう。
書店のはしごで刺激の波状攻撃を。
予習復習のススメ。
新聞は書店のアンテナショップ。
【心のオアシスとしての書店】
勉強、仕事の疲れは書店で癒せる。
啓発書は心を落ち着かせるためにある。
【書店は気付きをもたらしてくれる】
書店ほど都合の良い上司はいない。
傷口が大きくなる前に書店に行く。
書店のポジティブな波に揉まれよう。
適度なパワーが満ちている。
書店でできる集中力トレーニング。
【本への投資を惜しんではいけない】
1世帯が本にかけるお金は1ヶ月1000円
知的な刺激を受けず、意識レベルも低いまま。
本を買って攻めの姿勢を作る。
【本をさばく】
買った本はただちにさばけ。
1冊は10~15分でさばける。
ピックアップ読み。
読んだ内容を1分で説明してみよう。
年間100冊のさばきを目指せ。