面接の受け方

なぜか面接に受かる人の話し方

三浦行義 著

 

面接に強い人は”会話力”を持っている。

会話力は”ことば”の力だけではない、挨拶の仕方、目線、位置関係などを意識することで、同じ内容の話でも、相手の印象は180度変わることもある。

”聴く力”と”質問力”を磨き上げる。

”最後になにかありますか?”は常套句であるが”特にありません”は不合格必須である。

自分のことを必死にアピールするだけで話を聴けない人間もだめ、受かる人間はアピールだけでなく必ず”聴く力”と”質問力”を持っている。

身体の動きが与える印象、読める心理

”この人と一緒に働きたい”と思わせるほどの好印象を与えるには、しぐさ、身だしなみのような要素も重要である。

それができれば、何を話しても好意的に受け止めてもらうための”雰囲気”を作り出せることだろう。

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”自己PR力”を高めるトレーニング

際立った内容でなくとも話し方しだいで相手の心をぐっと引き込むこともできる。

聞き取りやすい日本語が”好印象”を与える。

同じことを話していても落ちる人、受かる人の差は”印象”である。

よい印象を与える人に共通して言えることは”聞き取りやすい日本語を話す”。

自分の声を録音して聞いてみることも重要である。

 

自分だけの”個性的な表現”を身につける。

誰もが驚くような特別な話を持っている人など少数であるため、表現方法を変えるだけで、相手の印象は変わってくる。

ものは言いようで、誠実、前向きな言葉を選ぼう。

質問力を身につける心得ポイント

①事前調査の結果を自分なりにまとめる。

②あらかじめ質問事項をメモしておく。

③質問事項は用意するが、それには余りとらわれない。

ストレートトークのポイント

①スピーチの原点は”会話”である。

②相手が多数でも一人と想定して話す。

③呼びかけよりも話す気持ちを大切に。

④目配りは忘れずにする。

 

面接時の注意すべきこと

知ったかぶりと自慢話は何も効果なく受け入れられない。

 

話の構成ポイント

①顧客にもっとも訴えたい話のテーマを決め、内容はひとつに絞る。

②話す内容がよくわかるエピソードや事例を用意、具象化してみせる。

③話の基本、起承転結で構成する。

④話の最後は印象残るようにする。