稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?
亀田潤一郎 著
財布の扱いを改めるとお金の扱いも改まる
手元にあるお金は過去の自分の総決算。
お金をいい加減に使う人は未来の扱いもいい加減。
良い財布に変えると、お金に対する気持ちが変わり態度も変わる。
長財布はお金が曲がらず、美しい状態でしまうことができる。
財布をきれいに保てばお金の使い方が変わる
メタボの財布は中身に無頓着になる。
毎日レシートを捨て、不要なポイントカードも捨て、領収書は別に保管し、小銭もできれば小銭用貯金箱へ入れ、きれいに拭けば、その日に使った金額がわかり、支出を意識できる。
人相の悪い人には人が近づかないように、財布相が悪い財布にお金は近づかない。
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無駄遣いにつながるポイントカード
ポイントカードはお金の漏れ口。
カードのポイントに目がくらみ、後ちょっとで1ポイントになる場合に、つい不要なものまで買ってしまうことが多い。
ポイント期限に振り回され、期限までにポイントを使って購入するのも、ポイントカードに支配されている。
Amazonで買えばすむのに、時間と交通費をかけてショップで買うのは無駄遣い。
買い物上手になるには
「安いから買う」ではなく「欲しいから買う」に切り替える。
日用品は安さで買ってもかまわないが、「普段使わないけれど、バーゲンだから」といって買ったものは、やはり普段から使わなにし、使うときが訪れない。
節約したければ、高くても本当に良い品を選び、購入する。
高ければ忘れないように注意もするし手入れもする。
結果、安いものを買うよりもなくさないし物が傷まない。
お金の使い方は整理整頓にも現れる
お金のある人の家よりも、あまり持っていない人の家のほうが、物であふれかえっていることが多い。
よく見るといらないものやいつ使うかわからないものがあるはずだ。
大切に扱うのは人もお金も一緒
コンビニのレジでも、高級ブランドショップでも、店員にお金を渡すときは丁寧に渡す。
お金を扱うときの態度に表れる人間性。
すぐれた経営者ほど、相手にお金を渡す態度が丁寧である。
渡されたお金は相手から見たら「自分」が扱われているように見える。
丁寧に扱ってくれた人の元に人もお金も戻る。
以外に、周りの人は所作を見ているもの。
お金は気持ちよく払う
税金は気持ちよく払う。
税金をたくさん払えるということは、それだけ社会から利益を頂いているということ。
世の中に貢献できる証。
寄付やボランティアもすばらしいが、同じように税金も気持ちよく払う。
突発的な出費を計画する
お金がたまらない一番の原因は、突発的な出費である。
突発的な出費のための資金繰りをあらかじめ行っておく。
発想を転換する
これだけしかないと思えば、そう思った時点で思考がとまる。
これだけあると考えて計画的に対応する。
特をしたいと思うなら、買い物を値切らない。買い手側においても「三方よし」の理念を大切にする。
10年後の自分をイメージする。
行動を先取りしていく。
10年後に芽吹く種をまく。
自分の中により多くの種をまいておく。