そしゃく機能障害の特性

そしゃく機能障害は、口腔や咽頭の筋肉、神経系に障害があることにより、食べ物を噛んだり飲み込んだりすることが困難な状態を指します。具体的には、以下のような特徴が見られます。

  • 噛む力や嚥下力の低下
    食べ物を十分に噛めず、大きなかたまりのまま口の中に残ってしまうことがある。また、嚥下するときに食べ物がつかえたり、むせたりすることがある。

  • 口腔内の動きの制限
    口の中の舌や頬の筋肉がうまく動かせなくなり、食べ物を適切に噛むことができなくなる。また、唾液の分泌が不十分になり、食べ物の滑りが悪くなることがある。

  • 味覚の変化
    味覚神経に障害があるため、食べ物の味が変わってしまうことがある。また、口の中に残った食べ物が腐敗したり、口臭が強くなることがある。

  • 栄養不良や体力の低下
    食べ物をうまく噛めず、消化吸収が十分に行われないため、栄養不良や体力の低下が起こることがある。また、食べ物を嚥下する際にエネルギーを消耗するため、食べること自体が疲れることがある。

  • 精神的な負担
    食事をすることが苦痛になり、社交的な場面で食べることができなくなるため、周囲の人との交流が減少することがある。また、食べ物を噛むことができないことに対して、自己嫌悪や焦燥感を抱くことがある。